昨年接戦を勝ち抜き、よみうり旗低学年の部優勝を果たしたドリスタ。
開会式で優勝旗とトロフィーを一旦返還した選手たちは、大会後に再び持ち帰ることを心に誓い、
浦安ドルフィンズさんとの大事な初戦に臨みます。
先攻のドリスタは初回、2番スピードスターが出塁し、得意の足を生かし進塁すると、
打撃絶好調3番がランナーを帰し1点を先制。さらには大砲4番が初球を振り抜き
ライト頭上を越す2塁打、5番も思い切りのいいスイングで左中間へ抜ける連続2塁打!
クリーンアップの活躍で、幸先良く2点を先行します。
先発は防御率1点台右腕エースがマウンドへ。登板間隔が空き、立ち上がりが心配されましたが、
先頭バッターが放った高いバウンドの三遊間への当たりを、この日サードを任された3年生が
ショートバウンドキャッチで捌き、冷静に一塁へ送球しアウト!
緊張するファーストプレーで練習通りの守備を披露し、スタンドも湧きます。
しかし、相手2、3番に強烈な連打を浴び、1アウト2,3塁のピンチ。
ここで2個目のビッグプレーが生まれます。
相手4番の大きな飛球を、外野の要センターがキャッチすると、
セカンドランナーが飛び出しているのを見逃さず、すかさず2塁へ送球しダブルプレー!
好守備でピンチを切り抜けます。
3個目のビッグプレーは、2回裏の守備、あわやライト前に落ちるかという飛球を、
内野の要セカンドがダイビングキャッチ!広島菊池選手を彷彿とさせる好守備で
ピッチャーを盛り立てます。
追加点が欲しいドリスタは3回、右の強打者2番がレフトの頭上を越える2塁打、
左の強打者4番が左中間への3塁打と、頼れる主軸の長打で2点を追加し、4対0とリードします。
先発ピッチャーは味方守備陣の堅守に助けられながら3回を投げて
31球、与四球0、無失点の好投で、2番手ピッチャーにバトンタッチします。
4回裏に1点を失い、なんとか追加点が欲しいドリスタでしたが、
相手リリーフピッチャーの素晴しい投球術の前に打線が沈黙。
3番のあわやホームランかという大きな2塁打が飛び出しますが、追加点を奪えないまま
最終回の守備につきます。
2番手ピッチャーは1点こそ失ったものの、打者7人で6アウトの立派な投球で試合を締め
ゲームセット。トーナメント初戦の独特の緊張感が漂う中、
選手たちはそれぞれ役割を果たしてくれ、見事初戦を突破しました!
この日は3、4年生総勢20名がベンチ入り。出場できなかった選手たちも、
次はグラウンドで勇姿を見せられるよう、ベンチワークと練習でアピールしていこう!
浦安ドルフィンズの皆様、30度を超える暑さの中での試合をありがとうございました。